aronwan77’s diary

金魚と熱帯魚の飼育、高齢者介護

ガメラのようなピンポンパール

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※亀吉、フチエ夫妻

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 お初ではないんだけど(スナップで登場しています)、うちの金魚を紹介する。昨年10月に買った時は黒子で3㎝位だったと思う。今は退色をしてオレンジ一色。一緒に買った子と30㎝キューブに同居しているが、大きさはこの子が3倍はでかい。現在体長8㎝(写真背後のモーターが11㎝)で、種類はピンポンパール。なんだけどさ、なんだかパールスケールっぽい。ピンポンパールは名のごとく真ん丸でピンポン玉のようなんだが、この子はラグビーボールみたいだ。パールスケールはピンポンパールより一段劣るような世間の評価がある。第一、この子はあんまり可愛い顔をしていない。どっちかというと亀だ。なので、幼時から名は亀吉という。

亀吉は、とにかくよく食う、よく動く、そしてよく寝る。給餌の際は、身体をぶるんぶるん振り回して水面上を暴れ狂い、餌が落ちていくのを怒涛のスピードで追う。砂利漁りの様子はまるで餓鬼だ。亀吉はガメラのごとく狭い水槽を跋扈し、ネズミのように猛スピードで駆ける。給餌時以外に覗くと痙攣気味に一目散で逃げる。なんだろう、あれ、渡辺直美だっけ、あのおデブさんの動きなのだ。

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生後50日目のプラティ-、めんこい

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アザレンカ母さんが2回目に産んだ子は今日で50日目で、ようやく20㎜位かな。中央の大きい子が1回目の子(名はジョコビッチ)で、今日で76日目。その隣でこっち向いているのがアザレンカ。ジョコビッチは1人っ子だったが、2回目組のチビらは72匹のキョウダイがいたんだ。でも今は13匹。60匹近く里子へ出しちゃったもんね。覗くと一斉に近寄って来て餌くれの大集会が起こる。だからあんまり近寄れんのだけど、あまりにもめんこいもんだから、つい覗いてしまうね。身体の長さほどの糞をぶら下げている子もいるね。金魚も熱帯魚も糞が健康のバロメーターだ。糞の長さを見て微笑んでいるのはアクアリストの真実の姿なのである。

エンゲル係数38

収入が1/3になったのに、食費が変わらないとすると、猛烈にエンゲル係数が上がる。うちの場合は、アルコールを一家で飲むから月に3万円はかかる。アルコールといっても第3のビールが主だ。誰かが4リットルの焼酎にしとけと言ってくれたが、家族揃って焼酎は大嫌いなのだ。嗜好品なので嫌いなものを飲むこと自体おかしいので、やっぱ嘘ビールばっか飲んでいる。嘘ビールと食費で10万はかかってしまう。月18万円の予算からすると、エンゲル係数38、嗜好品費17。因みに住居費が15、電光熱費が15、通信費が10、その他5。日本人のエンゲル係数は先進国の中では低い水準だが、それでも25くらいだそう。うちはかなり生活水準の低い家庭となる。18万円で足りない分は預金で補っているのが実情だが。

収入は減ることはあっても増えることがなさそうなので、予算内でなんとか遣り繰りしたい。そうなると食費の圧縮しかない。そうでもしないと病気にもかかれない。親の介護費の負担もあるしね。勿論、魚たちの飼育費は守らねばならん。正直言うと専門家事歴の浅い私はどうも備蓄意識がなく、料理をまとめて作ることが出来ない。というか家族揃って大食い系なので、あればあるだけ食べてしまう。金魚の食欲に通じるものがあるのだ。

話が長くなりすぎたが、そういうことで今日から料理をまとめてしてみようかと思っている。今夜のメニューは、枝豆、漬物(自家糠漬け)、ポテトサラダ、金平蓮根、焼きホッケ、明太子、アイスクリーム。サラダと金平は一日で食い切ってしまうので分離隔離しておくことにする。家人は和惣菜が嫌いなので、毎夜のメニューには窮する。「毎日、日高屋でいいよ」と家人は言うが、私は和風が好きで、肉・生魚が食べれない。こんなんだから、さらにメニューに窮する。締めは、私はぶぶ漬け、家人はラーメンなのである。

あ、そうそう、エンゲル係数を下げるために食費を38から22にしたい(月7万から4万へ)日額にすると1300円。なお、朝昼は前夜の残り物等で済ますので基本ゼロ円。今日は1000円以内でいけるかもしれない。夜食をしなければ。

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※盛り付けも悪いが、食器も悪い

夕食が終わった。結局、家人が手を付けたおかずは、焼きほっけと枝豆だけ。偽ビール飲んで、締めは冷凍パスタだったのさ。やっぱ日高屋にしようかな。

最後の桜夜

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今日4/6が東京では最後の桜見の夜になるらしい。ということで、隅田川界隈に繰り出した。本格的な夜桜見物は、なんと初めて。どうだろう、3割位は外国人が歩いている。馬鹿酔いするおじさんや、はしゃいで奇声を発する若者達は、何処へ行ったんだろう? 

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台東区から歩いて墨田区側に戻ると、川沿いには屋台が出ている。的屋さんではなく町会のおじさんおばさんが焼きそばを焼いたりビールを売ったりしている。いろいろ規制があったんだろう。健全だが、いまいち覇気がない。いや、夜桜に覇気はなくてもいいのだが、少し狂ったような酔風が漂うほうが良い。

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艶やかな風が吹き女郎の微笑が花びらの如く舞い落ちる。まだらに赤く染まる夜空の下、酒を飲み交わし踊る、跳ねる、恋を探す…。夜桜を見ると日本人はドーパミンが出るらしいが、今宵の桜はドーパミンではなくセロトニンなのかもしれない。

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夜桜見物も日本だけの風情ではなくなって、「フェスティバル」になったのか。夜桜は癒しではなく、酔狂の集う魔空間だったはずだが。

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「限界」7割 家族の負担浮き彫り

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何これ。すっごい数字だね。

「限界」7割 家族の負担浮き彫り(毎日新聞2016年4月4日)より抄録した。

自宅で家族を介護している人の実態:77%は「介護に疲れ果てた時」と答えた。
約7割は、精神的・肉体的に限界を感じている。
約2割は、介護疲れなどから殺人や心中を考えた。
約2割は、被介護者に暴力をふるった経験を持つ。

約6割は、介護による不眠状態がある。一晩に起きる平均回数をは、1〜3回が約7割で、4〜9回が14%もいた。不眠を経験した人の約6割は、殺人・心中を考えた経験がある。認知症は昼間よりも夜間の介助が必要な人が多い。介護者も不規則な生活となる。介護者の不眠は深刻な問題なのだ。施設介護でも夜間対応は極めて手薄い。

回答者の年代は60代以上が69%を占め、50代は22%だった。介護年数は「5年以上10年未満」の24%が最多で、「3年以上5年未満」(22%)が続いた。「10年以上」も19%いた。

 

うんうん。そうなのだ。私も睡眠薬漬けであったし、今も治らない。在宅時は、母は22時から2時まで、何度もベルを鳴らした。20回以上だろう。さらに、少し静かな時間が続いたかなと思うと、枕元に立っていることもあった。両大腿骨を折って歩行困難なはずが、譫妄時には「健康体」の身体で動く。怖い。心臓の高鳴りを抱えながら朝まで見守ることも度々あった。もう薬剤では調整できない、と訪問医が言った。じゃあ、家族が薬をその都度吟味し与えよということか。こんな煩悶を持ちながら、限界を感じた。さらに医師は「家族が精神症状の原因だ。患者のストレス元は家族。介護のやり方に問題がある」と投げやりなことまで言い出した。その後は、入退院と老健入所をを繰り返し、今は特養を待っている。特養で拒否されれば、在宅に戻る。そのときに、果たして、家人はこの家に居るのだろうか? いや私が母と共に出るしかないのか。シンドイなあ。

デカ和金 ダンスはなかなか踊らない

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花曇りの空の下、ベランダ外飼いの和金たち。舟の半分ほど苔を取り除き、水は20リットル替えた。容量120リットルの舟なので、本格的な水替えではない。苔は大事な栄養源なので、全て取り除くのは良くないようだ。

これ、プラスチックの幼児用プールみたいなもんなんだけど、和金だちがのっそり泳いでいると、まるで魍魎の池のようだ(少々オーバー) どうだろ、全長25cmはあるかな。金魚の場合、身体の大きさを表すのは一般的には体長を指す。体長とは先端から尾鰭の付け根までなので、体長的には22㎝かな。この時期は水温がどんどん上がるが、同時に細菌等も成長するので、体調を崩しやすい。冬場の半冬眠で和金たちは飢餓状態なんだが、いっぺんに餌をやると駄目なのだ。まだ懐いてこない。外で飼うと野性味溢れてくるが、同時に餌くれのダンスをなかなか踊らない。もう少し、待とう。

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※こいつはリーダーだね

老健でのクリーニング

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 施設への 垣間に見える 桜道

桜が満開だという隅田公園の傍を通りながら、老健に行った。

一歩、隅田川の方向へ爪先を替えればすぐに花見はできる。しかし公園から溢れ出る人並みに溶け込む勇気がなく、いつものコンビニに立ち寄る。老健への僅かな距離の往復で喉がからからに乾く。水筒を用意しようと思いながら、今日もお茶を買ってしまう。小学校の遠足に行くような(昔の)普通の水筒が欲しいのに、保冷だののついた水筒ばかりで買うものがないのだ。実に忌々しい。

老健に入ると、いつものように母がしょんぼり座っていた。洗濯替えを箪笥に入れるのを見ながら、「そんなもの要らない。私はここを直ぐに出るから」と母が言う。

施設は、上下衣服、パジャマ、下着をそれぞれ8枚ずつ用意してくれと急に催促してきた。4月からクリーニングサービスを要求したからだ。さらにウール生地の衣服は駄目だと。母は化繊を嫌っていたので、新しく揃えなければならない。おまけに母は小柄で腹回りが太いのでフィットする衣服はそうそうない。化繊のズボンを買って裾を短く直していくしかない。

1日1枚以上の着替えがいることになるのだが。当初は週に2回の衣服交換と言っていたのに、最近はお漏らしが多いので、と施設は言う。数時間置きにオムツパットは替えているだろうし、第一施設のパットは凄く大きい。どういうことなんだろうか。クリーニングサービスは週に2回入るというのに。こんなことならクリーニングサービスを頼むのを止せばよかった。月に1回利用しても1カ月分のクリーニング代は支払うシステムだから、今更あがいてもしょうがないことなんだけど。細かいことに苛立つ。

洗濯ものはこんな感じだし、日中は自宅で介護をしてくれとも言われたし、老健は家族の補助がかなり必要な施設なのかもしれない。

水槽を替えたのだ

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プラティ稚魚らの里子事件以降、少々めげていた私なんだが、ここらで心機一転、水槽を新しくした。ランチュウ用の低い水槽で容量が少なかったので、なんとかせなならんとは前々から思っていた。

で、60㎝規格水槽に替えた。これは60㎝×30㎝×36㎝という普遍的サイズのもので、これ以下でもこれ以上でも水槽管理は面倒になるらしい。うちには、30cm水槽、60㎝低水槽、30㎝キューブがそれぞれ2つずつ、それに60㎝規格水槽が3つある(屋外のジャンボタライ舟を除く)

好きでコレクションしたわけではく、まあたいがいのアクアリストの辿る道で、小さいのから初めて規格水槽に収まるのである。実は90cmや120㎝が欲しいけどね。

2日がかりで水を作りテンヤワンヤで魚たちを移し、古い水槽や砂利なんかを洗っていたら、まあ腰の痛い事。ベランダに水道がついていてザワーと水掃除ができ、そのまんまお日様で自然乾燥できればいいんだけど、うちのマンションはしょぼいのでついていない。風呂や台所で水槽等を洗い、狭い家の角々で身体を打ちつける。満身創痍、水まみれで完了した。ああ疲れたび。

しかしだ。なんとレイアウトもへちまもない貧相な水槽だこと。これもなんとかせなならんなあ。

一年魚のプラティ わが友アザレンカ

アザレンカがうちに来たのは。2015年10月10日だったと思う。浅草のショップで買ったのだ。本当に赤い子だった。2cmの幼魚サイズだった。金魚しか飼っていなかったので、いきなりピンポンパール水槽に同居させたが、彼女の3倍もあるピンポンパールを追い回し突きまくった。これでは駄目だとお椀に入れて水槽に浮かべ隔離した。激しく動き回る彼女。数時間後に覗くと、その姿はなかった。なんとお椀からは10cm以上もある水面までジャンプし、1メートル以上下の床に飛び出していた。そのことに気づいたのは、私が彼女を踏んだ時なのであった。私は床に飛び出した彼女を踏んだのである。ゼリーを踏んだような感触だった。こりゃ、ダメだ、死んだわ。と彼女を掌にのせた瞬間、飛び跳ねたのである。その後、アザレンカを水槽内に戻した。痛手を負ったものの、普通に泳いでいる。というか、私に向かって目を反らさず泳いでくる。向かってくる、挑戦的な目。そんな時に新水槽立ち上げのタイミングとなった。

60㎝水槽を新しく立ち上げるためには色々と面倒である。古い水槽のフィルター付属物や水そのものも必要だ。新水槽は1週間近く空気を入れて攪拌するが、生体のいない水槽なので生体由来のバクテリアは育たない。そういう時にパイロットフィッシュという特攻隊を投入する。新しい環境に突入する生体のことを言う。当然決死である。普通どうでもいい安価な魚を投入する。しかしうちは安価な魚ばかりで、しかもどうでもいい子なんていないのだ。感情にまかせて、挑戦的なアザレンカを選んでしまった。酷いことではあるが、彼女の気性の強さ、生命力に期待したのである。アザレンカは新水槽でも新しい水でも、ゆうに一週間も、ひとり泳ぎ切った。孤独で苦しい戦いかもしれなかった。

彼女はめげない。敵は攻撃するし、苦境には挑む。そういう子だった。そんな子が、銀座で購入してきたオスに出会ったのは12月初旬の事。年末には水槽で興奮しだし、稚魚を産み落としていた。気付いた頃には稚魚を出産。3匹ほどしか確認できなかったが、ようよう1匹を保護した。この子は後にジョコビッチと命名された。その後、2/18と3/19に出産し、約120匹の子を産み落とした。稚魚の殆どは里子に出したが、残った17匹と、彼女は今、老後を送っている。今の水槽には古株のカージナルテトラやゴールデンハニードグラミーといった大人しい連中ばかり。彼女の子は17匹。5㎜から20㎜までの子供達が彼女の周りを堂々と泳いでいる。いずれも彼女同様、プクッとしたお腹だ。そして赤い。ミッキーマウスの模様もそろそろ目立ってきた。アザレンカは残された子供達に囲まれて、健やかに、優しく泳ぐ。あの気性の激しかった往時は、子らを見る視線の鋭さに僅かに感じられるだけだ。このまま、一年魚と言われるプラティの一生を静かに見届けたい。

できれば、2年、3年と私の前で生きてておくれ。もう子供は産まなくていいようにしたから。どうか、もう少し、生きてておくれ。あんたは最高の魚だ。いや、女友だよね。

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これからも僕はいるよ(Io Ci Saro)

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昨日、プラティの稚魚らをいっぺんに里子に出してしょげていたんだが、今日水槽を覗いてみると、なんと3/19に産まれた一番小さな稚魚が3匹(5㎜位)、泳いでいるではないか。出産後にはアザレンカ母さんを産室から水槽に戻していた。しかしながら、アザレンカ母さんは水槽内でも出産を続けており、水中内で産まれ生き延びていた子もいたんだね。3/19生まれの稚魚は全部里子に出したと思っていたので、感慨も深いってもんだ。「これからも僕はいるよ」ってね。

ちょいセンチになっていた私に、去って行った稚魚たちからの贈り物かもな。なんて意外に少女趣味の私っす。

 

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※白いポットの上の子が残った稚魚

和金とローズゼラニウムの季節

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 去年の春、88円でゼラニウムの苗を買った。園芸には全くの無知だったが、つい手を出した。名前は後から知ったがローズゼラニウムだとか。金魚は和金、熱帯魚はプラティ、ハーブならゼラニウムってくらい強く生命力があるようだ。やはり安くて強い生物は魅力がある。

この植物をベランダいっぱいに置きたいのである。4月になれば外飼いの舟にいる和金が元気に泳ぎだす。金魚の季節の到来だ。舟も新調したい。その舟の周りに蚊取りのハーブで囲みたいわけだ。そろそろ100均へ行ってプランターを買ってこなくちゃね(でかいプランターは実は400円するけど) 下の写真は、現在の様子。1苗がこんなにもなった。

ローズゼラニウムとは

ローズゼラニウムはテンジクアオイ科の常緑草。暑さ寒さに強く、枝は木のように硬くなり大きく育つ。葉には強い薔薇の匂いがある。5月頃には小さなピンク色の花が咲く。薔薇の香りは蚊が嫌うため、蚊嫌草の別名もある。

プラティ、一挙に里子に出す ( ノД`)

プラティの稚魚約110匹を里子に出した。ついでに、アザレンカの夫とその舎弟も里子に出した。プラティはアザレンカ一族のみとなった。熱帯魚は現在、プラティ18匹、GHD1匹、ロージーテトラ2匹、カージナルテトラ2匹、アルビノのテトラ1匹で、総勢24匹となった。60㎝水槽が一つ減った。稚魚ネットも無くなった。個性あるオスのプラティも居なくなって、清々した。いや、寂しくなった。家人と二人、子供のすっかりいなくなった水槽の前で、ちょい虚しい気持ちで昼間っからビールを飲んでいる。

アザレンカに纏わりついて子供を産ませていたオス。あんたは始終水槽の上下運動に勤しんでいたエネルギッシュなやつだった。その舎弟のオス、幼魚サイズなのにあんたもアザレンカにアタックしていた。あんたらの黄色い姿はもう消えた。そして生後1か月の稚魚ズ。私が近づくとササッと寄って来る、そして大騒ぎ。あの瞳、瞳、瞳。私は忘れられないよ。私を求める、あの瞳の囁きが聞こえてくるよ。

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※寂しくなったわ・・・f:id:aronwan77:20160327204950j:plain

※在りし日のアザレンカと、その夫

母が一時帰宅

母が8カ月ぶりに、自宅に帰ってきた。外泊ではなく一時帰宅だ。13時半から15時半までの2時間だが、久しぶりに居間のテレビの前に座った。念願の帰宅が叶ったと、とても嬉しそうだ。以前、在宅時代には「ここは何処?」と何度も尋ねていた時期もあったのに、今は新装の水槽に目をみはり、自分の部屋を覗きこんでは「懐かしい」と連呼している。母は、やはり記憶がかなり甦ってきている。家人もそう言う。1時間もすると、涙声になった。「帰るのが嫌だ。死んだ方がましだ。お願いだから、ここに置いてくれ」と拝む。「何回も一時帰宅が問題なくできたら、帰れるよ」とこちらは、その場凌ぎのことを言う。

いっそ、在宅に戻したいという気持ちもある。しかし、こんな状態は常時ではない。妄想、譫妄、暴言、徘徊、自殺企図、日内でも負の側面が現れるのだ。こんな精神症状が8年は続いている。認知症の本体、記憶の障害はあまり進まない。むしろ良くなったりもしている。これも認知症なんです、と医師は言うが納得が行かない自分がいる。もし、精神病なら素人の介護は認知症のそれよりも難しいものになる。実際、そんな症状が何年もあり、家族が眠れない日々が続いたのだ。もし、家人がいなければ、私は母と同居し続け介護地獄に堕ちたかもしれない。母に同情しながらも、心の中で首を何度も振る。そんな2時間だった。

これがプラティの糞なのだ

このブログでは有名はプラティ、アザレンカ母さんの長くて太い糞。出産後はさすがにめげていたけど、元気さが復活した。彼女は始終こんな糞を垂らしている。まあ、腸の具合の良い子なんだねえ。

そういえば、テニスのパリバオープンでアザレンカ姉さんが優勝したね。偶然といえ、慶事が続いたね。まあ、個人的過ぎるけどさ。

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