aronwan77’s diary

金魚と熱帯魚の飼育、高齢者介護

末期癌患者の入院。難しいのだそうだ

以下の理由で末期癌患者のケアは在宅が望まれという。

・治療の見込みのない末期患者は、普通の病院への入院は難しい。

・余命半年、1年では、緩和病棟には入院できない。

・余命1カ月でも、緩和病棟は満杯で簡単には入れない。

・緩和病棟入院には本人の許諾がいる。本人告知が条件だ。

・そもそも疼痛等の症状がないと緩和病棟に入院できない。

・余命、症状の予測は難しい。

・特養では、末期患者の対応が取れない。

今から段取りを組んで看護、介護を行っていかないと二進も三進もいかなくるという。在宅療養支援診療所というのがあるので、先ずこことの連携をはかる。同診療所が主治医となり緊急時の体制を確保してもらう。場合によっては病院での看取りとなる。

特養医師や職員のコメントは以上の通り。特養から自宅へ移動するタイミングがあるのだ。主治医は普通の病院の医師では対応できないらしい。治癒の見込みのない人、手術で失敗しそうな患者の担当医には、なり手がいないのだ。トリアージュでは末期癌患者は最下位になる。