aronwan77’s diary

金魚と熱帯魚の飼育、高齢者介護

琉金姉妹

確か2013年、向かって左は江戸川の養魚場で、右は銀座のパウパウで、買ったのだ。だから少なくとも9歳か? 江戸川の子は松子といってかなりでかい。20cm以上の体躯。銀座の子は美鈴といって凄く小さくて、ご覧のとおり身体が不自由。転覆病と思われるけど、小さいころに鰭を突かれたのが原因かも、と思っている。性格はキツイ、というか本当に強い子だ。こんな身体で一生懸命に食べる。ぐるぐる回って食べる。20cmもジャンプして、水槽内の格子(写真参照)を飛び越えた。しょうがないので、この格子は最近外したけど。一方、デカい松子はおっとりしていて、身体を傾けていることが多い。ほとんど喋らない(みんなそうだけど)このふたかた、仲が良いのか。いつも寄り添っている。90cm水槽の中で、囁きあっているかのように。

夏糸

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精神状態が少し安定してきたので、夏物の手編みの衣類を編んでみた。ちとオバサンぽいが、オバサンなのでしょうがない。夏糸の綿糸なのでかぎ針編みが編みやすい。なので、それを2点。白いのは随分時間がかかった。母危篤で病院に居座るために用意した糸。しかし一度も病院で使うことはなかった。母は緩和病棟に移動後、5日目で亡くなったのだから。それから40日。四九日法要が4/5だ。

うだうだと時間をかけて編んだ白。一気に編んだ水色。同じ日に編み上げた。いずれもオリジナルデザイン。買うと高いぞ。しかし手編みには買い手はつかないんだろうなあ。

母。逝去

2016/5/28。母の余命は半年と医師に告げられた。

それから1年と9カ月。母は昨日2/17に亡くなった。老衰のような穏やかに最期であったが膀胱がんと書類に書かれていた。上野の緩和病棟で逝った。この日は大潮。何日も危篤が続いたが、私は密かに潮位を手繰った。新月。月のない日は2/16日前後だった。この日の夜中に逝くと思い、ずっと編み物をし続けていたら、兄から電話があり、駆け付けた。その2時間後に亡くなった。悲しみよりも恐怖が先だった。私にもこんな最期が訪れる。緩和病棟にいたので痛みも苦しみも軽減できただろうが、実際のところは誰にも分らない最期の苦しさ。全身にガスが充満して昏睡。苦しさを伴うこともなく穏やかな表情で切れた。と看護師は言う。化粧を施された母をみると美しささえ感じた。

とにかく長生きしたいという正直者だった母だ。悔いはあるだろうが、最期を子供らがずっと看取ったことは、良かったでしょう?

ようやく、私は旅に出れるだろう。体力は膠原病で落ちてはいるが、まだ、いや今から心の旅は始まる。サヨナラとコンニチワ。母の残してくれた、私のための少ない時間を大切に使うのだ。さよなら、日常。こんちわ、誘惑。

ピンポンパールのフチエ、とうとう逝去

 

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まじで悲しい。悪魔顔となじっていたのも愛情の裏返し。弱いイメージのピンポンなのに、この子はしぶとくて丈夫だった、はずだ。

2015年10月に徳島から宅急便でやってきた子。豆粒ほどの小さい子は、全長13cmで果てた。ふちえ。ブチの模様だったので、そう呼んだ。ペアだった超大型のピンポン、亀吉は昨年の7月逝去。その後3か月以上は水槽の片隅でじっとしていた。

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幼魚を3匹同居させた途端、急に元気になって幼魚を連れて水槽内をスイスイ泳いでいた。その可愛い姿はもう、いない。

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※幼魚とフチエ

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※在りし日のフチエと亀吉

新入りです! ニモに似ているね。

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隣の黒い子は先週買った源。最初は追いかけっこしていたけど、一日もたたずしてずっと一緒の仲に。種類は、ミックスというもの。なんでしょうか、ハネなのか雑種なのか、イマイチ分からん。

2年ぶりに、金魚を買ったよ!

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銀座パウパウで10月4日、2匹購入。小さいけど2歳だってさ。

ホワイトオランダとセイブンギョ。先月相次いで死んだ子らの品種だ。オカチやセイブンの生まれ変わりと思って買ってしまった。

また心配事が増えたけど、楽しみだわあ! しばらく塩水漬け。

明けて、昼過ぎに本水槽に移住。ま、バケツ時代は不動だったけど、水槽内ではピュンピュン泳いでいる。元気、としておこう。

名前は、白いのが小百合、黒いのがゲンと命名。そのまんまだね。

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青文魚のセイブン、死亡。

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9/1に亡くなったオカチを追うようにセイブンが18日に逝去。同じ養魚場で2015年11月1日に購入した。3カ月前から隔離療養を行ってきたが、とうとうだ。網に入れると仮死状態のように動かなくなる子だったが、今度は仮死ではなく、本当の死だった。

黒い鱗は白く輝いている。羽衣になる前の青文魚のままだったが、屍は羽衣のように、白く輝いている。さようなら。またね。

オランダ獅子頭のオカチ、病に死す!

悲しくて。悲しくて。

もう、金魚なんて飼いたくないよ! もうこんなの嫌だよ!

 

メモ…

体長12㎝。全長19㎝。松かさ病、転覆病を発症し、塩、エバージュ、グリンエフを投入するも1週間目で没す。2015年11月1日、江戸川の養魚場で買った。当初は仲間を追撃する癖があり独居隔離。その後は穏やかな性格となり、客人からエレガントと褒められていた。名前を呼ぶとヒラヒラと鰓をひらめかせ、笑い顔を浮かべて寄ってくる子だった。

2017年9月7日。死す。

 

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ホワイトオランダのおかち、急病に

 

オカチは当サイトの看板娘。小さい頃は本当に本当に綺麗で可愛かった。幼児のオカチ。↓

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ちょい前まで、でこんな優雅なツンデレ顔をして泳いでいた。

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翌日、急病に。見ている間に目が赤くなっていきフラフラとしていった。急激に毒が回ったような印象だった。

 

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急遽隔離。塩浴を3日、パラザン浴の途中ひっくり返って突いても動かない。死んだのか。と思ったら動く。そんなこんなの繰り返しを小半日。今はこんな転覆状態で漂っている。松かさ病も併発。目は赤く腫れただれてもいる。

オカチ。お前は私の一番可愛い子だった。ネットに公開した時、あまりの可愛さに皆さんもビックリしていたんだよね。このポーズだね。↓

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ピンポンパールの亀吉。死去。

※死後の画像。今にも生き返るようだ。体は綺麗だった。

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※全長は、20cmはあったかな。

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※さよなら。亀吉。

2015/10/16、通信販売(徳島の養魚場)にて購入。2017/7/1、死去。

満身創痍だったが、最後のメチレンブルー浴で傷がかなり治ってきていた。しかし、今日7/1、亀吉は死んだ。思えば5月初旬から餌を食べることも出来ず日に日に腫瘍が拡大するばかりだった。この2か月、ひたすら頑張った。信じられないほどの生命力。

夕方に桶を覗いた時には、私と目を合わすと、珍しく口を開けて水面まで駆け上がって来ていた。虚しい望みが脳裏をかすめた。もしかしたら…と。しかし、その数時間後に亀吉は逝った。もう苦しい思いをすることはない。壮絶な飢餓もない。お前は天国に行ったのだから。

ピンポンパールの亀吉。病状は悪化の一途

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水泡症。ピンポンパール特有の病気で死亡率は高い。最初のうちは塩浴もせずに水替えで放置。良くなったなあと思った頃、またぶり返した。鱗や皮膚のただれが酷かったので塩浴、そして観パラで薬浴。10日間は施したが、返って悪化してしまった。遅かったのだ。治療が。

ここのところ、水槽の底に座りフィルターにもたれかかっている。視線はずっと窓の向こう。餌はもう3週間は口にしない。

静かに亀吉は去って行くのだろう。幼い日の人懐っこさ、猛烈な食欲、全身で餌くれダンス。本当に可愛かった。そしてガメラのような巨体でお客を楽しませた。可愛い奴、愛おしい奴。この子が家に来たのは2015年の11月だった。今、数えの3歳だ。

ゴールデンハニードワーフグラミー、小太郎の死

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※在りし日の小太郎

昨年の11月、ゴールデンハニードワーフグラミーの奇形について紹介した。この記事の下の方で衝撃的な奇形児の写真を載せた(上掲)

この子が、昨日の夜、死んだ。ここ数日お腹をプクンと腫らして水面の水草に絡まって寝ていた。突いても反応が遅くなった頃、私は小太郎の死を覚悟した。

酷い奇形の子が、なんと10か月以上も生き延びた。まともに泳ぐことが苦手でいっつもヒーターの傍で顔を上げていた子。夜中にスイスイ泳いでいることもあったな。あれは夢でも見ていたんだろうか。

小太郎が生まれたのは、2016年6月9日。昨日で311日の人生だった。

去年の秋には枯葉のようにヒラヒラと水面に舞っていた子。絶命したかと勘違いしたが、その都度、繰り返し息を吹き返した子。お前は、健常な子の3倍は生きたよ。さようなら。過去の記事↓

ゴールデンハニードワーフグラミー 奇形児たち - aronwan77’s diary

乾癬性関節炎

去年の記事↓

 

相変わらずベルソムナとルネスタという睡眠薬を服用している。昨今。薬の種類は増えた。朝晩、消炎鎮痛剤と胃薬。週に免疫抑制剤を3錠。つまり新しい病気が増えたのだ。乾癬性関節炎というもので症状はリウマチとそっくり。おまけに原因は遺伝子レベルの違いとかで、非リウマチ性関節炎(正確には、血清反応陰性脊髄関節症)と称する。

血清反応陰性といわれてもピンとくる方は一医療関係者でも少ない。血清反応とはいわゆるリウマチ反応のこと。関節リウマチでは80%は陽性にでるリウマチ反応が陰性でありながら、足や手の関節痛と脊椎を中心に疼痛を訴えながら、血液学的にはCRPなどの急性炎症所見が乏しい事が特徴となる。以下の疾患が含まれる。

  1. 強直性脊椎炎
  2. 乾癬性関節炎
  3. 反応性関節炎
  4. 腸炎関連関節炎
  5. 分類不能の脊椎関節炎

以下、症状。

  体の軸となる関節の炎症(仙腸関節、脊椎、前胸部)

  • 対称性でない足、手などの関節炎
  • 腱・靭帯・関節包が骨に付着する部分の炎症
  • ソーセージのような指
  • 爪のダメージ
  • 目のぶどう膜炎
  • 皮膚症状 など

この病気の状態は、診断に専門的な知識が必要なこと、血液検査では異常がでにくいこと、訴えが腰痛や胸の痛みなどいわゆる不定愁訴ととらわれてしまうことがあり、また比較的症状が軽い方も多いと思われ、見過ごされている方がかなりいると考えられている。

人口の2%が白血球の型のひとつであるHLA-B27と関連しているとの外国のデータがある。関節リウマチより少ないと思われるが決して稀な病気ではない。日本国内でも乾癬患者が10-40万人。その10%が関節炎になる。患者数は1-4万人ということか。

血清反応陰性脊椎関節症は、炎症が強くレントゲンでも骨の病変がすすむと前屈ができなくなる。また、疼痛が強いにも関わらず気のせいといわれたりすることで大変ストレスを感じる方が多いと思われる。さらには近年の線維筋痛症と診断される方の中にこの疾患をきっちり評価されずに“誤診”されている方が見うけられる。もちろんいわゆる線維筋痛様症候がこの病気の訴えであることは当然だが、抗TNFα抗体などの有効なこの疾患と線維筋痛症は区別されなくてはならない。