水泡症。ピンポンパール特有の病気で死亡率は高い。最初のうちは塩浴もせずに水替えで放置。良くなったなあと思った頃、またぶり返した。鱗や皮膚のただれが酷かったので塩浴、そして観パラで薬浴。10日間は施したが、返って悪化してしまった。遅かったのだ。治療が。
ここのところ、水槽の底に座りフィルターにもたれかかっている。視線はずっと窓の向こう。餌はもう3週間は口にしない。
静かに亀吉は去って行くのだろう。幼い日の人懐っこさ、猛烈な食欲、全身で餌くれダンス。本当に可愛かった。そしてガメラのような巨体でお客を楽しませた。可愛い奴、愛おしい奴。この子が家に来たのは2015年の11月だった。今、数えの3歳だ。