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aronwan77’s diary

金魚と熱帯魚の飼育、高齢者介護

乾癬性関節炎

去年の記事↓

 

相変わらずベルソムナとルネスタという睡眠薬を服用している。昨今。薬の種類は増えた。朝晩、消炎鎮痛剤と胃薬。週に免疫抑制剤を3錠。つまり新しい病気が増えたのだ。乾癬性関節炎というもので症状はリウマチとそっくり。おまけに原因は遺伝子レベルの違いとかで、非リウマチ性関節炎(正確には、血清反応陰性脊髄関節症)と称する。

血清反応陰性といわれてもピンとくる方は一医療関係者でも少ない。血清反応とはいわゆるリウマチ反応のこと。関節リウマチでは80%は陽性にでるリウマチ反応が陰性でありながら、足や手の関節痛と脊椎を中心に疼痛を訴えながら、血液学的にはCRPなどの急性炎症所見が乏しい事が特徴となる。以下の疾患が含まれる。

  1. 強直性脊椎炎
  2. 乾癬性関節炎
  3. 反応性関節炎
  4. 腸炎関連関節炎
  5. 分類不能の脊椎関節炎

以下、症状。

  体の軸となる関節の炎症(仙腸関節、脊椎、前胸部)

  • 対称性でない足、手などの関節炎
  • 腱・靭帯・関節包が骨に付着する部分の炎症
  • ソーセージのような指
  • 爪のダメージ
  • 目のぶどう膜炎
  • 皮膚症状 など

この病気の状態は、診断に専門的な知識が必要なこと、血液検査では異常がでにくいこと、訴えが腰痛や胸の痛みなどいわゆる不定愁訴ととらわれてしまうことがあり、また比較的症状が軽い方も多いと思われ、見過ごされている方がかなりいると考えられている。

人口の2%が白血球の型のひとつであるHLA-B27と関連しているとの外国のデータがある。関節リウマチより少ないと思われるが決して稀な病気ではない。日本国内でも乾癬患者が10-40万人。その10%が関節炎になる。患者数は1-4万人ということか。

血清反応陰性脊椎関節症は、炎症が強くレントゲンでも骨の病変がすすむと前屈ができなくなる。また、疼痛が強いにも関わらず気のせいといわれたりすることで大変ストレスを感じる方が多いと思われる。さらには近年の線維筋痛症と診断される方の中にこの疾患をきっちり評価されずに“誤診”されている方が見うけられる。もちろんいわゆる線維筋痛様症候がこの病気の訴えであることは当然だが、抗TNFα抗体などの有効なこの疾患と線維筋痛症は区別されなくてはならない。