ぷらいべーと
纏いつく目。踊るような足取り。 およそ、犬は悲しみの塊のような生き物だ。 悲しみを纏って歩いている。こちらに振り返って 笑顔を見せるが、その目は泣いている。
だいぶ前に掲載した奇形の子。 そして現在。こんなんになった。小さい頃から赤い鰭だったね。やっぱり尾鰭が捻れているよ。 幾分大きくなったし、形もしっかりして奇形も目立たなくなってきたような気がする。幼魚の半分は奇形だった。その中でも元気で気性…
少し見にくいが奥の上から2番目のアカヒレの背が九の字に曲がっている。その横の子は腹がパンパンで、これは奇形ではなくメスの妊産婦かもしれない(いつになっても産まないが) 一方ゴールデンハニードワーフグラミーの稚魚水槽では、ここ3日間で5匹も★…
朝起きたら、木立や路地に白い靄がたっているような、冷たくて抱かれるような微風に包まれたい。少女の頃は、不幸なほうだったけど、今思うととても素敵な世界があった。友達が少なくて、だから大事にしていたけど、だいたい独りぼっちになった。そんな中で…
お前は夕べ 明日の楽しみを数えながらやすらかな夜を過ごしたろう目覚めれば空の住人になっていたことをいつ知ってくれるだろう光のない水槽を前に お前の前世と現世を 私は慈しむのだすると お前がぐるっとカーブを描きながら じっと目を据え私の目の前を通…
また暑い夏が来るね。 夏になったら寂しい秋を感じるよね。 風がきりきり鳴ったら重たい冬が来るよ。 体が軽くなり始めたら春だ。 そうやって四季が流れて行く。その流れの輪の中で あの子と出会って、あの子を失くしてね。 何度も笑って、何度も泣く。 そん…