aronwan77’s diary

金魚と熱帯魚の飼育、高齢者介護

ピンポンパールの引越

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体長10㎝以上になったピンポンパールの亀吉。相棒のフチエはその半分しかないおチビ。これまで2匹は30㎝キューブ水槽で身体をぶつけながら暮らしていたが、見かねてとうとう60㎝低水槽に引っ越した。インテリアもくそもない。フィルター選びに窮していて、とにかく前使っていた上掛けフィルター(壊れた)の中身を水槽内に置いた。

亀吉はこう見えて凄くデリケートなびびりで、当初は端っこで過呼吸気味だった。2日目だが、まだ少しビビッている。しかし糞はふりまいている。この水槽は25cmとロータイプなので上部フィルターが使えない。様子を見て水作を追加しようかな。

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プラティの口腐り病。薬浴後

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よくないこととは重々知りつつ、この子を薬浴隔離後、元の水槽に戻してしまった。群泳することなく餌も食べずに痩せてきた。小さい魚なので完治は難しいから水槽で寿命を全うしてほしい、という思いは飼い主のエゴだ。水槽内のオーナメントの中にいる。この置物を私は噴火口保養所と呼んでいる。普段はゴールデンハニードワーフグラミーの好みの場所だが、ここんところ、この子の病室になっている。他の魚に感染するじゃないの、無神経な飼い主だ。と罵られるは覚悟。この子の母親は5月に肛門が腫れて出産前に★ その16日前にはホワイトテトラがポップアイを長く患って逝った。水槽のリフレッシュの時期かもしれない。

プラティ、また病気かい? 口腐れ病?

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けっこう厳しい病気で、口ぐされ病とか。赤い子、プラティなんだが、口の形が変なのだ。それ以外はいたって元気。だが、同居の魚に感染する恐れもあるので、昨日、隔離した。隔離後は、魚は一か所に留まっていることが多い。怯えているのだ。3cmの魚に薬を投与する気持ちになれない。5/14に、この子の母親が亡くなって以来、この水槽での水難はなかった。親も子も、水質の汚濁等の管理上の不手際があるというのだ。そりゃ、あるだろう。こちとら素人だ。水替えと底砂利掃除は1週間に一度。上部フィルターは10日に一度点検している。これ以上、どうすればいいのか? 汚い? 怠けている? 何が足りない? と憤怒を水に問うのさ。

底で固まっている金魚たち

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こういう時はいろいろと異常が起こっているらしいが、こいつらがこういう風に弱気になったのを見たのは今日が初めて。タイミングは、上部フィルターを掃除した後。水替えはしていないので水質(ペーハー)が急変したわけでもない。汚れが舞ったのか。とにかく水を1/4程入れ替えた。

ゴールデンハニードワーフグラミー、生後37日目

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やっぱり、1匹大きい、大きすぎる仔がいる。こういうのを「トビ」というらしい。飛び抜けて大きいと言う意味の略語かな? 黄色と黒いラインのツートンカラー。阪神色が明らかになってきた今日この頃。成魚の体形に近いな。

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オランダ獅子頭のオカチ、更にかわいくなった!

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まあ、親馬鹿なんでしょうが、うちのオランダは際立って美形(可愛い)なのだ。↓は4カ月前に紹介した記事だが、その後さらに磨きがかかった。

相変わらず家人はオカチメンコと笑うけど。オランダ獅子頭の明け2歳で、現在体長9㎝(全長13cm) ただしバルーンオランダのように体形が丸っこく体高は7㎝も。頭部は体長の半分に近く(2頭身)、上から見ると四角形をしている。相変わらず同居人の青文魚のセイブンを小突いている御転婆で、つんつんしながら泳いでいるよ。aronwan77.hatenablog.com

ゴールデンハニードワーフグラミー、生後30日目

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お。胸鰭、ご自慢の髭が生えているじゃん! 餌がベビーフードのひかりパピーだけなので、かなり不安。成長が遅いのでまあ可愛いったら可愛いけど、面倒な子らだ。

母の繰り言

おとつい、私の腕時計を見て欲しい、と言った事。

兄が上京する日を指折り数えている事。

弟が最近しっかりしてきたと、呟いた事。

夫がふくよかになってきたと微笑んだ事。

認知症になるのは嫌だ、と嘆く事。

心肺機能が低下しているので病院生活は仕方ないねと認めた事。

毎日、短時間でいいから来て欲しいと懇願した事。

誕生日は9月で88歳を迎えて、100歳まで生きたいと言う事。

年金はちゃんと振り込まれているのかと再三尋ねる事。

療養が終わったら、家に帰って団欒が欲しいと願う事。

 

重度の認知症と言われた母の、繰り言。何一つとっても異常な言動はない。普通のお婆さんの言葉、態度。両手を合せて有難うと皆に言葉をかけ、食事はゆっくりとこぼすことなく全て平らげる。病院は3時のおやつがないので不親切だと憮然とする。最近、医師に余命が短いなどと告げられてから、特に母の様子は普通然としてきている。明日は病院を退院し、特養に戻る。いつになったら団欒のある家に戻れるのだ。それを遮っているのだ私なのだ。家人は絶対に駄目だと言うが、私は在宅に戻したい。感情論だが。

 

プラティとゴールデンハニードワーフグラミーの稚魚

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プラティの稚魚が今日で生誕80日目。母親、故アザレンカの最後の子なんだけど、70匹くらい産まれて今残っている子は47匹。これまでの稚魚は殆ど亡くなることがなかったのだが、母親の体調不良のせいか、今回は死亡率の高さと合わせて奇形児も多く出ている。大きい子は3㎝にもなるが、小さい子は1㎝程度。不揃いで奇形なのが不憫だ。

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もう一つ。ゴールデンハニードワーフグラミーの稚魚もようやく形になってきた。こちらは孵化後27日目。家では、あまりにも小さいので「ごみ」と呼んでいたが、ようやく稚魚の体。数的には30匹以上いるかいないか。こちらは成魚になる道の端緒で、体長1㎝あるかどうかといったところ。

母、検査入院

すったもんだあった。癌患者が難民化していることを以前書いたが、唐突に特養の医師が入院手続きをとってくれることになったのだ。そして今日7/1、母は検査入院することになった。この病院では膀胱がんの手術を5回も行ったのだが、「急性期病院なので、長い入院は無理です」と言われていたのだ。HPをよく読んでみると、慢性期病床(療養病棟)もあるし緩和ケアも行っているではないか。しかし、慢性期病棟は30床で入院期間は1カ月とある(個室4万ちょい出せば3カ月居られる) 

検査の結果、癌自体はステージで言うと1クラス。しかしながら腎機能の低下が先んじて起こるような事態だと言う。これはどの医者にも言われていた。癌の切除手術を行わない(行えない)以上、癌は治まることはないので、患部が膀胱を圧迫し腎臓機能を低下させるという事。「麻酔は、例えば階段を2段ずつ駆け上がれるような強靭な体力が必要なんです。術後の副作用のリスクも高いし…」と今日の医師は丁寧に説明した。「内視鏡のような手術(これまで行ってきた比較的楽な手術)の麻酔も耐えきれない、87歳だし、心臓機能が低下してもいる(タコつぼ型心筋症)」 

こういう理由で何にも出来ないのが現実だ。何にも出来ないのは分かった。襲い掛かって来る苦しい症状を取り除いて欲しい、というが私の願い。これに対しては、対症療法自体にリスクがあれば、取り除くことも出来ない。何にせよ、母は苦しみを携えながら生き、死出の旅に出ることになる。

人は、産まれる時も死ぬ時も静かな膜の中にいる。膜を蹴破り、また膜に戻る。そして、大気圏突入のように摩擦(苦しみ)が伴うのだ。誰もが経験することだからと自らに言い聞かせるだけだ。その後は、いったい何処へ行くのだろう。膜をまた蹴破る時、いったい何処に居るのだ?

夜の灯りと熱帯魚

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ベランダの窓越しにスカイツリーすみだ水族館。その麓の小さなマンションの窓際に我が家の魚たちは住んでいる。夜11時になるとスカイツリーの照明が落ちる。ツリーの輝きは消え、水族館のネオンライトが寂しく灯る。そろそろ就寝時間の魚たち(一部ね) もちろん、私はこれから独りぼっちの宴会だ。

ゴールデンハニードワーフグラミー、生後20日目

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※右側中央あたりにいます。愛(稚魚)は見えますか?

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いやあ、こんなに小さいんだあ。和金とプラティしか育てたことがないので、ゴールデンハニードワーフグラミーの飼育はけっこう難しいと実感する。体長10ミリもない。小さいので(カメラもアレなんで)、まともに写せない。数的には30匹くらいだろうか。あんまり小さいので餌も一苦労。PSBというバクテリアを3ミリリットル程度、1日2回与える。人口飼料のベビーフード(キョーリンヒカリパピー)を振りかけること1日5回。うちはいつも人口飼料。ブラインシュリンプとかを沸かすなんて、カッコいいことはできないんだなあ。それでも和金やプラティは結構育っているんだよねえ。

 

母の癌、膀胱全摘は無理

5/28に特養の指定医から、母の癌再発が告げられた。母は2009年に膀胱がんが発見されて以来、5回の手術をしている。膀胱がんは極めて再発が多く(5割も)、最後の手術は2014年1月だった。術後3か月の検診は、6年目からは1年毎の検診となり、その1年毎検診は2015年2月が直近だった。手術は患部をメスで焼き取るのもので5日間の入院が必要だった。医師は「取り除いても取り除いても生えてくる。その都度取るのはもう止めた方がいい。症状が出たら来てくれ」と言った。そして15か月後、症状(肉眼的血尿)が出たのだ。1年毎検診は認知症病院に入院中だったので実施できなかった。当然、どこの病院に入院していようが施設入所していようが事情は話してあったのだが。

今回の再発は悪化を意味していた。CTやMRI等の検査は高齢者にはキツイこともあり、悪性度は詳細には掴めないが、内視鏡検査でも癌の顔つきが分かる状態だと、医師は言った。治療法は膀胱全部摘出しかない。検査に比べるべくもなく、全摘出手術は高齢者には無理だ。キツイ検査を行っても、全摘手術が不可能ならば検査の意味がない。従ってキツイ検査は行わないと言うのだ。家族は悪性度を知りたいわけだが、癌そのものの進行より、尿道の閉塞で腎不全、尿毒症を起こす確率のが断然高いと言う。それに認知症患者の場合、諸事情で治療が出来ない事もある。家族がアグレッシブに手術をしてほしいと懇願したら出来ないことはないが、全摘出はリスクが高すぎる。

結論的には、詳細検査を行う意味はなく、対症療法しか選択肢はない。熱が出れば抗炎症剤を、痛みには鎮痛剤(モルヒネ)をといった具合に、患者の苦しみに都度対応するしかない。根本治療=標準治療はできない、つまり緩和療法のみということになる。やはり。